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Call of Duty: Modern Warfare 3 プレビュー [話題]

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Call of Duty: Modern Warfare 3のプレビュー記事がGameSpotに掲載されています。

知らない人のために説明すると、Call of Dutyシリーズ最新作Modern Warfare 3が今年発売される。2009年の前作の直後からスタートするModern Warfare 3では、米軍Delta Forceと英軍SASが手を組んで、彼らの縄張りを侵略するという過ちを犯したロシアの国粋主義者と対決する。当然、ニューヨークとロンドンでも戦闘が勃発。プレーヤーは、「手元にある銃は何でも使う」という戦略でロシアの侵略と戦う事になる。E3に先駆けて行われたプレス向けイベントにて、Activisionはニューヨークとロンドンのミッションを公開してくれたので、現在の市場において最大となったビデオゲーム・フランチャイズの最新作を詳しく見ていこう。

市場と言えば、ニューヨークのデモにおけるプレーヤー最初の目的は、戦火で荒れ果てたロウワー・マンハッタンを進み、株式取引上まで到達する事。このステージに登場するマンハッタンは完全に破壊されていて、転倒した車が通りを埋め、道路の大部分は陥没し、建物は崩壊寸前だ。いかにもCall of Dutyといった感じで、プレーヤーはあまり探索する機会を与えられる事無く、かっちりとスクリプトで決められた道筋を進んでいく。このステージだけでも、開かれた道路から株式取引所の有名なアメリカ国旗を見下ろす建物を上がり、見慣れた遠景のコンピューター・ポッドが点在する取引所のフロアへと進んでいく。最後には取引所の屋上に到達し、付近の屋上に隠れている敵を一掃し、ヘリコプターに乗り込み、シリーズのファンにはお馴染みのオンレール・シューター・シーンへと移行する。

このデモに関して言えば、ゲームプレーにこれといった新しい要素は見受けられない。主人公の銃にはレッドドットとACOGスコープを手首を捻るだけ切り替える事が出来る新アタッチメントを付けており、至近距離と遠距離の両方に柔軟に対応出来る。他には、スナイパー・ライフルのズームを利用して拡大して正確にグレネードを投げる事が出来る能力のある銃も登場していた。だがそれ以外は、プレデター・ドローンで上空から攻撃するセクションなど、Modern Warfare 2でお馴染みの戦闘が繰り広げられている。

実際、Modern Warfare 2の方向性を考えると、ニューヨークのデモは奇妙なほど大人しい。盛り上げる音楽も最後まで登場せず、部隊間でのやり取りも殆どなく、戦闘を繰り広げる両派閥以外、人影も目にする事はない。これは、開発のInfinity WardとSledgehammerが現実のDelta Forceの戦略に忠実であろうとしたからかもしれないし、崩壊したニューヨークにCrysis 2ほどのインパクトがないからかもしれない。だが、スペクタクルとド迫力で知られるシリーズにしては、このステージにはそのどちらも存在しない事だけは確かだ。

ありがたいことに、その直後に公開されたロンドン・ステージには、Call of Dutyに期待するスペクタクルが含まれていた。このステージは、お馴染みAC-130の赤外線ビジョンを使ってロンドンを上空から見下ろしているところからスタートする。だがすぐに、雨振る工業地区に待機するSAS隊員に視点が移行する。SAS隊員は速やかに荒れ果てた建物を進んでいき、サイレンサー付きサブマシンガンで敵兵を片付けていく。最後には駐車場で銃撃戦となり、建設現場へと移動し、地下トンネルへと続く坂を下っていく。

だが、ここが単なる建設現場でない事がその直後に判明。ロンドン地下鉄のトンネルへと降りていくのだ。列車に乗り込んで逃走を図る敵を追い、SAS部隊は平台型貨車に飛び乗って追跡する。ハイスピードのチェイスが繰り広げられる真っ暗なトンネルの中で、プレーヤーは列車で逃走するロシア兵を銃撃しながら、時折トンネルの向こうからやって来る対向車を避けていくのだ。ホームで列車を待つ一般市民でごった返す駅を通過する事もある。お互い銃を乱射しながら高速で通過する列車を見て、市民たちも驚いた事だろう。いつものラッシュ・アワーとは訳が違う。

事態は悪化の一途を辿り、ロシア兵の乗った列車が横転して横滑りし、柱をなぎ倒して行く。この場面は目を見張る光景で、プレーヤーたちの乗る貨車も制御を失って地面に投げ出されてしまう。そこでゲームのロゴが表示され、デモは終了する。

結局のところ、これは2つのデモの話に過ぎない。ロンドン・ステージはCall of Dutyに期待するスペクタクルに満ちている一方、ニューヨーク・ステージは奇妙なほど平坦な出来で、魅力は感じられなかった。だが、ゲームにはペース配分が不可欠だし、ジェットコースター・アクションを熟知しているCall of Dutyの事だから、このニューヨーク・キャンペーンも、劇的な瞬間を盛り上げるための休止時間なのだろう。ともかく、今回目にしたのはModern Warfare 3のほんの氷山の一角に過ぎず、まだたっぷり残されている。発売は今年の11月8日だ。
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