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Gotham City Impostors プレビュー [話題]

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Monolith Productionsが開発を手掛けるダウンロード配信タイトルGotham City Impostorsのプレビュー記事がJoystiqに掲載されています。



Laura Fryer (ゼネラル・マネージャー、Warner Bros. Interactive Entertainment): 私がWarner Brosで働き始めた時、No One Lives Forever、Shogo、F.E.A.R.のクリエイティブ・チームであるMonolith Productionsと働ける事がとても嬉しかった。守秘義務契約にサインして最初にしたのは、彼らが何を手掛けているのかを探る事だったの。

すると、Monolith Productionsの面々は丁度プロジェクトの合間で、何も手掛けていない状態にある事が判明。Fryer氏が発破を掛けると、開発チームは次回作を真剣に練り始め、そして出てきたのがBatmanだ。Fryer氏は言った。


Laura Fryer: オーケー、いいわ。でも、Batmanのゲームは既にあるの。それにとても好評だったから、上手くいくかどうか分からないわね。

すると開発チームは、それがBatmanのゲームではなくマルチプレーのBatmanだと言ったのだ。

当然ながら、マルチプレーのBatmanゲームには誰もがBatmanになりたがるという問題があるが、Monolithの解決策は「誰もBatmanにならない」というものだった。Batmanゲームにしては大胆なコンセプトだが、開発チームはそのアイディアを持ってバーバンクの上層部に売り込みを掛けた。プレゼンが終わると、社長はFryer氏に「これほど驚いた売り込みは初めてだ」と語ったという。

本作の売りは、プレーヤーはBatmanにもJokerにもならないという点。プレーヤーは「Impostor」、つまり偽者になるのだ。これにより、Batman固有の問題である銃を使えないという点も解消される事になる。これまでの定型を覆すプロジェクトにはなかなか青信号が出ないものだが、Fryer氏とMonolithは、まずBatman作品の門番であるDC Comicsに許可をもらう必要があった。だが幸運な事に、DCのJim Lee氏がスタジオを訪ねてきた時、このゲームをいたく気に入ったのだ。Jim Lee氏はこの狂ったコンセプトを更に推し進め、Detective Comics誌でImpostorに関するストーリーを連載する事を決めた。

では、Gotham City Impostorsとは実際にはどんなゲームなのだろうか?一言で言うと、Batman風味をたっぷりとまぶしたスポーツ系のマルチプレー・シューターだ。プレーヤーはTeam BatsかTeam Jokerzのどちらかを選び、自らのキャラクターや装備、武器、そして自分が殺された際に相手に見えるカードまでをもカスタマイズする事が出来る。キャラクター・カスタマイズは、体型からカウルまで様々だ。

武器カスタマイズの一例として、Thunder Dragonロケット・ランチャーが披露された。だが、ただのロケット・ランチャーでは古臭い。それなら、紫のチーターがプリントされ、花火や火炎瓶を発射するロケット・ランチャーはどうだろうか?一度に装備できるのは、まずメインの武器(今回はアサルト・ライフル)があり、予備の武器があり(前述のThunder Dragon)、続いてパイプ爆弾やビックリ箱風爆弾、斧、ブーメランといったサポート・アイテム、そしてグライダー、グラップル・ガン、ローラー・スケート、スモーク爆弾といったガジェットがある。多くのゲームと同じく、全てをカスタマイズする事も出来れば、既存の装備一式を選ぶ事も出来る。

今回のイベントではゲームタイプが2つだけ公開された。一つは欠かせないTeam Deathmatchで、もう一つがBatman流キャプチャー・ザ・フラッグPsychological Warfareだ。マップは、ぶっ飛んだアクションにピッタリのびっくりハウスAmusement Mile。マップ中にはトランポリンが点在し、これを使って高い場所にジャンプが可能で、マップに高低差を与えている。この高低差のあるマップを移動する助けになってくれるのがグライダーで、熱を放出するダクトと組み合わせれば、マップ上を飛ぶ事が可能となる。同じように、スケート・ランプを利用すればスピード・ブーストを得る事が出来るのだ。



Psychological Warfareは、洗脳マシンに繋がれたバッテリーを争うモード。バッテリーを奪って基地に持ち帰ると、バッテリーの酸が痕跡を残し、防御側の道しるべとなってくれる。基地に戻したら、洗脳マシンを起動させるまでの30秒間、バッテリーを防御しなければならない。マシンを起動させたら、戦意高揚スピーチが流れる一方、敵は洗脳されて一時的に武器が使えなくなってしまう。

メカニック的観点から見ると、Gotham City Impostorsも普通のシューターとあまり変わらない。左スティックを押し込むと走り、左トリガーで照準を覗き、右トリガーで射撃。敵を倒すと経験値が入るが(敵の頭上に表示される)、Monolithは他のどういった行動で経験値を得る事が出来るのかは明らかにしていない。バッテリーの奪取に成功しても、今回のデモでは経験値は獲得出来なかった。

メカニック自体はよくある物だが、Monolithのベテラン勢が手掛けるテンポの早いシューターを、Batman設定のごった煮で包み込む事で差別化を図っている。

Gotham City Impostorsは、Xbox Liveアーケード、PSN、PCにて配信予定。


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